在宅介護では
いろんな制度を積極的に、

上手に使うのが大切です。
静岡県蒲原町
磯辺ようさん (介護者)鈴木幸子さん

 磯辺ようさんは、糖尿病から来る脳梗塞で体が不自由になられました。そのリハビリのため入院していた温泉病院の婦長さんから、帰宅後の世話をしてもらえないかと紹介されたのが、私がお世話をするきっかけでした。
病院での付き添いは10年ほど経験していましたが、在宅での介護は初めてでお引き受けするかどうか迷いました。
でも、「あなたの言う通りに条件を整えるから」とご主人が言ってくださって、それならばとお引き受けしたのが平成5年の春。その後、2級ヘルパーの講習会で制度(介護労働補助器具の無償貸与事業)のことを聞き、ご主人に申し上げて6年の10月にベッドをいれていただいたんです。静岡県では第1号だったらしいですね。
 からだの位置を変えたり、車椅子に乗せたり、着替えさせたり、ただでさえ介護は体力を使う仕事です。でも当初使っていたベッドは手動の古い金属性のモノでしたので大変でした。
1日に何度も起こしたりしますから、スイッチひとつで動かせるこのベッドでだいぶ楽になりました。車椅子も同じ制度で新しい物に変えました。
サービス機器もいろいろな制度があるので、それを積極的に上手に使うのが、在宅介護を長続きさせるには大切でしょうね。
 私もプロの介護者として、もっといろいろ勉強しなくてはと思っているんですよ。

取材協力 エコール東海ブロック(株)ヤマシタコーポレーション
(エコール倶楽部7 1997.SPRINGより)